PET検診 Q&A


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PET検診 Q&A

PET検診 Q&A
  • PET検診で全ての「がん」が発見できますか?
  • PET検診が全てのがん発見に効果的とは言えません。他の検査方と併用して行うことで精度の高い検診が可能となります。PET検診に使用するFDGという検査薬の特性上、PET検診において効果の見られない部位もあるため全てのがんを発見することは困難です。
  • PET検診は健康保険が適用されますか?
  • 原則的に健康保険の適用は不可です。PET検診は自由診療となりますので全額自己負担が基本です。しかし、平成22年4月より早期の胃がんを除く全ての悪性腫瘍に対して健康保険の適用が認められるようになりました。詳しくは「PET検診の保険適用について」をご覧下さい。
  • PET検診で見つからない「がん」はどうすれば発見できますか?
  • PET検診に併用して他の検査を受けることでがん検診の精度が高くなります。一般的なPET検診のコースであればPET以外の検査も含まれているのでがんを発見できる可能性が高いと言えるでしょう。詳しくは「がんに対するPET検診の有効性」をご覧下さい。
  • PET検診は「がん」を見つけるための検査ですか?
  • 「がん」の発見、または早期発見に効果的な検査方法ではありますが、それ以外の病気についても診断することが可能です。心筋梗塞や脳の障害、女性であれば子宮や乳腺の病状を発見するためにも役立ちます。詳しくは「がん以外の病気発見にも役立つPET検診」をご覧下さい。

  • PET検診は安全ですか?
  • 検査に用いるFDGはブドウ糖の成分に似た薬剤ですが人体へ悪影響を及ぼしたという報告はありません。また、PET検診は体の断層写真を撮影しますが、撮影する際に機械から微弱の放射線が放出されます。目安として人間が1年間に浴びる自然界の放射線と同じ量です。人体に影響を及ぼさない微量の放射線となります。
    つまり、PET検診は極めて安全性の高い検査方法と言えるでしょう。簡単に終わる検査なので人体への苦痛やストレスも感じられません。ただし、検査前5時間以上は水やお茶以外の飲食が禁止となります。
  • PET検診は1日かけて検査するのですか?
  • PET検診の断層撮影のみであれば30分程度です。しかし、検査薬を点滴したり安静にしたりする時間を合わせると、2~3時間は必要となります。また、採血やCTなど他の検査を併用して検診する場合が多いので、合計で4時間ほどを目安に考えておけば問題ないでしょう。
  • PET検診はどれくらいのペースで受ければ良いですか?
  • 可能な限り定期的に受けることをおすすめいたします。1年に1度、もしくは2~3年に1度のペースで検査すると効果的でしょう。早期発見にも繋がります。また、PET検診はがん以外の検査にも有効性が認められている検査方法なので早い段階で病気を発見するためにも定期的に検診を受けることで安全性が高まります。
  • PET検診の費用はいくらですか?
  • PET検診の費用はいくらですか? オーソドックスなコースで9~10万円、高い料金設定の施設で13~15万円前後です。血液検査やCTなど色々な検査を組み合わせて検診すると15~20万円前後になる場合もあります。また、病院やクリニックなどの施設によっても料金設定が異なってきます。詳しくは「PET検診に必要な費用」をご覧下さい。